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ユーザー訪問:No.10 山口精機株式会社

No.10 山口精機株式会社

機械加工の現場から

北関東工業地域からのアプローチ

「あらゆるニーズに確かな技術と品質でお応えします」

これから訪問する群馬県富岡市に本社工場を置く山口精機株式会社のホームページに掲げられたキャッチフレーズである。一見してありふれたフレーズのようだが、受注での切削加工を生業とする会社において、「あらゆるニーズに」という言葉は、想像以上に困難を伴う。しかも、それに続く「確かな技術と品質」、これも使い慣れた言葉のようだが、前に置かれた言葉とつながると意味の重さが異なってくる。

多品種少量、短納期で低コストが通念化した業界では、グローバル化の激しいコスト競争にさらされている。コストの限界点はもうとっくに割っていて、造れば造るだけ損をする、そんなこともまことしやかにささやかれている時世だ。

このような時代に、チャレンジ精神あふれるフレーズを掲げている山口精機という会社には、興味がそそられる。

群馬県富岡といえば、かつて官営富岡製糸のあった地である。群馬は、関東平野の北西に位置する内陸型工業地帯の一角として知られ、古くは養蚕が盛んであったことから、製糸業や絹織物業をはじめとして多くの工場が立地されたところであり、現在では電気機器、自動車などのメーカーが生産拠点を置いている。

西に妙義山、北に榛名山を望む富岡は、本当に関東平野の端を実感させる。山を越えて西へ進むとそこはもう長野である。長野上信越自動車道の富岡I.Cから車でたった数分、松本方面へ向かう国道254線と平行して走る主要道に面して山口精機本社工場があった。

高級車でお馴染みのベンツのマークをひっくり返した感じの社章が目にとまった。社名のイニシアル「Y」から考案されたそうである。