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ユーザー訪問:No.14 プレシジョン・マシン・アンド・マニュファクチュアリング

No.14 プレシジョン・マシン・アンド・マニュファクチュアリング

海外ユーザ訪問

5.任務完了

苦労した甲斐がありました。現在、3つのロボット区画は無事に立ち上がって稼動しており、予定通りパーツの製造にあたっています。

たとえば、3つある工作機械区画(このうち2つがライブ・ツーリングLB-25II-M 650型旋盤で残り1つがMC-40VA立型マシニングセンタです)で、以前にはシフトごとに数名がかりで工作機械を6台使ってやっていた作業を、現在では各シフト作業員1名で片付けられるようになりました。

「機械化が進んで作業時間は大きく節約できました」とレイモンド氏。「生産性が5割もあがったケースもあります。しかも使う工作機械の数は半分で済んでいます」

昼休みなどの休憩時間によるロスもロボット区画のおかげで取り返すことができ、10%の生産性アップにつながりました。また、ロボット導入によって工作機械や作業員を他の作業に回せるようになり、航空宇宙工学の分野でのビジネス獲得にも力を注げるようになりました。

プレシジョン社はこれから数ヶ月の間にさらにロボット区画を導入する予定ですが、これからは一度に1区画のペースでいくそうです。「いまのところ、ロボットには簡単な作業しかさせていませんが、次はもっと複雑な応用も試してみたいんです」レイモンド氏は将来についてそう話してくれました。


MX-50HB横型マシニングセンタで航空宇宙用取り付け部品の加工準備を行うアラン・ゴッセル氏。以前は4台の工作機械と2名の作業員で行っていた作業がこれ1台ですむようになりました。

6.将来を視野に据えて

プレシジョン社が前向きに取り組んでいるのはクライアント関連の部門だけではありません。工作機械と供給業者についても、将来を見越したアプローチをとっています。

同社は1987年以来、Okumaの工作機械を買い続けています。LB-12型旋盤は複雑な作業を行うために購入した機械です。「我が社には、公差を保って正確なパーツを作り上げる機器が必要でした。そこで業界でもトップだという評判を聞いてOkumaを選んだのです」とレイモンド氏。

Okumaの代理店も、パーツキャッチャ、チップコンベヤー、バーフィーダなどの入ったパッケージを提供して力を貸しました。「オークマの代理店は何しろ提供してくれるものが多いんです。こちらの問題に対して解決策を提示しれますし、サービスもトレーニングも質が高い」レイモンド氏はさらにこう付け加えてくれました。

プレシジョン社は必要と思えるトレーニングの機会があれば決して逃しません。「代理店に、従業員をもっと効果的にトレーニングする方法はないだろうかと聞いたんです。返ってきたアドバイスは、『シャーロットにあるOkuma技術研究所(Okuma Technology Institute)(OTI)に派遣してください』というものでした。その結果、現在は、我が社の従業員が2名ほどOkumaの工作機械について機械的、電気的な特訓を受けています。すごく助かっていますよ」とレイモンド氏。

プレシジョン社は引き続き保守の面でも代理店に頼っていますが、必要事項には自社対処能力をつけることも大切だという考えです。フィンレー氏の次の言葉が同社のスタンスをよく表しているといえるでしょう。「外部のサービスにはなるべく頼らなくてもいいようにしたいんです。週7日操業という日程ですから、自分で自分の面倒を見ざるをえません。頼りになる助っ人を頼むのは、本当に必要なときだけですね」