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ユーザー訪問:No.14 プレシジョン・マシン・アンド・マニュファクチュアリング

No.14 プレシジョン・マシン・アンド・マニュファクチュアリング

海外ユーザ訪問

7.業界への勧誘

プレシジョン・マシン社は加工と製造について若者を教育するという点でも、将来的な展望にまたがったアプローチをとってきました。最近では、同社はアイオワ全州の2年制短大に、同社のパートナーとなって製造に関する学生用のカリキュラムを開発しないかと呼びかけています。

「製造業につきまとうマイナスイメージを払拭したいんです」とプレシジョン・マシン社のスコット・レイモンド社長は話してくれました。「若い人たちに、工作機械を動かしていても、いい暮らしができると知ってもらわなくてはね」

この呼びかけに応えて、地元の2年制短大がプレシジョン社と一緒に加工・カリキュラムを開発中です。短大側は具体的なコースについてはプレシジョン社のアドバイスを仰いでいるとのことです。「うちを情報源として使ってくれているようです。各コースにどんな内容を盛り込んだらいいのか、学校側の代表と何時間も話し合いました」とレイモンド氏。

現在では製造施設がいかに清潔で働き安い現場になっているかを学生たちに知らせることも目標だそうです。万事予定通りに運べば、来年度から学生がこのコースを受講できるようになるはずです。

また、プレシジョン・マシン社は20年前に始めて以来、アイオワ州の若者たちのために業界教育を施してきました。同社の従業員第一号は現在では加工技師を務めるデイブ・フィンレー氏ですが、氏は初めは高校生のアルバイトとして同社で働き始めた経歴の持ち主です。現在も、プレシジョン社は仕事と勉強を兼ねた形で、ときどき高校生を雇い入れています。「製造業で働くのは立派なキャリアになると早い段階からわかってほしいんです」とフィンレー氏は話してくれました。

また、プレシジョン社は加工講座がある地元の大学には奨学金を出しているほか、材料や工具も寄付しています。また、産業フェアなどを通じて地域の学校と常にコミュニケーションをとっています。さらに、成績の良い学生のためには助成制度や研修制度も設けています。

「長い目で見て、きっと元が取れる試みだと思います。業界にとってどんな利点があるのか、具体的にはいえませんが、とにかくプラスの効果があるということだけは確信しています」レイモンド氏はそう予想しています。