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ユーザー訪問:No.15 株式会社カイバラ

No.15 株式会社カイバラ

機械加工の現場から

[インタビュー](敬称略)
【銅合金のプロフェッショナルとして幅広く提案 】

お話を伺っていると、銅合金の世界は、鉄とは少々異なる独特の世界があるのかなという印象を持ちますが・・。

貝原

鉄の専門家は、分野を問わずあらゆるメーカーにいらっしゃいますが、銅合金のプロは少なく、以前に増して減ってきていると思います。例えば、ある製品に「BC−6(CAC406)」という銅合金が使われていることは知られていても「なぜ、そこにBC−6が使われているか?」はご存知ないんですね。過去に技術上の問題があったから、その材料が選ばれたのか、あるいはコスト面での理由なのか。エンジニアの世代交代によって伝承すべき情報や技術が薄れていくのでしょう。

しかし、カイバラに問い合わせいただければ、その機械の部品材料になぜBC−6が選ばれたかという来歴が残っているので、そうした事情も加味して最適の提案ができるわけです。ですから「この機械でこんなことをやりたい、これはできないか」といったご相談に対しても突っ込んだ提案ができます。

非常に詳細な材質データや加工事例を紹介した「総合カタログ」を作成していらっしゃいますが、どのような狙いで編集されたのですか?

貝原

用途は様々です。まず、お客様にカイバラができることをアピールするために活用しています。古くからお付き合いのある取引先にもご協力いただき、情報を集めて編集しましたから、技術部門の方々には参考になるデータが豊富に掲載されています。発注用の好適な資料になるほか、銅合金の専門知識の少ないお客様に出向いての技術的なレクチャー用にも利用しています。

また一方で、私どもの営業マンや新入社員の教育用にも重宝しています。副次的な効果として、このカタログを作成する過程で、私たち自身がカイバラの強みを客観的に再確認できたことも大きかったと思います。


総合カタログ

そうなると、かなり遠方のユーザーからも注文があると思いますが、納期などの点で問題はありませんか?

貝原

実際に関東地方の重工業機械メーカーさんとも取り引きいただいていますが、注文があれば材料はすぐに手配できるし、鋳造−熱処理−加工をすべて社内で行っているので、工程ごとに専業の加工屋さんに発注するより遥かに早いです。例えば、地元の親会社が素形材事業部とか地元の材料メーカーなどに発注すると、工程ごとにスケジュールやコストを管理しなければなりませんが、カイバラなら早い上に、いちいち管理する手間も省けます。


連続鋳造設備


遠心鋳造設備