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ユーザー訪問:No.18 株式会社スグロ鉄工

No.18 株式会社スグロ鉄工

機械加工の現場から

技術より心

企業として、高い透明性と公正な競争、トップ自らが責任を取れるしシステム、そして社員一人ひとりに求められる自由と責任…、スグロ鉄工は、多くの新興企業が理想とする組織の1つのパターンを実現しているといえる。

どうして実現できたかについては、ただただ忍耐と勝呂会長はいう。

「最高責任者はいかに我慢できるかです。社員とのこんくらべです。うまくいかないのは忍耐負けです」

職人たちが最高の仕事ができるような環境を整えることが経営者の責任で、それこそが仕事と考えている。しかし、働くものにも厳しい自己管理が求められる。同時に何よりも個人の感覚を大切にし、その中にものづくりの基本を置いている会社は、その中で自身を高めあう修練の場でもあった。

スグロ鉄工を見たとき、難加工をものにする技術の高さに目を奪われるが、その内部にはそれを上回る組織作り、理念、情熱がある。 多くの大企業が取り入れようとしつつも失敗している成果主義も、成否の本質が示されているのではないだろうか。


これがスグロの切粉


オーバーホールして活躍しつづけるLB15


「私は、自分が人から指図を受けることは大嫌い。だから社員を管理することもできるだけやりたくないんです」

社員数が増えたため最低限のルールだけは決めてあるが、必ず遵守しなければならない決まりごとはないそうだ。そんなルールを守ることよりも、社員には心の持ちようや気構えを力説する。

「お客さんがどうやって使うか、使い勝手まで考えてものをつくること」、「気持ちが入っていれば、ものづくりをぞんざいにすることはできない」、「気持ちの入っていないものは売ってはいけない・・・」

技術に溺れず、奢ることもなければ軽んずることもない。スグロ鉄工は、これからも新たな技術を生み出していくことだろう。そのための素地は充分に養われている