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ユーザー訪問:No.20 株式会社シティプラスチック

No.20 株式会社シティプラスチック

機械加工の現場から

オペレーティング技術の標準化

恵まれた加工環境にあって材料もあり、しかも最新鋭の機械が備わっているとすると、次ぎに関心の移るのは機械を操作する人の問題である。  シティプラスチックは、平成17年(2005年)6月時点での社員数が130名を擁している。一部に総務・管理、営業部門が含まれるものの大半は製造加工に携わっている。この人数においても、同業他社と比較すると驚きの数ではないだろうか。

いくら生産設備が整っていても、それを操作するオペレーターとのバランスが取れていなければならない。どちらかが多すぎても少なすぎても生産という歯車は回らない。さらに、個々の技術能力も大きく影響する。

かつて、製造現場では、神業というような高度な技術を有する職人を重用する時代があった。いまも、そうした一面が残されているところもある。例えば、手作業によるミクロン単位の研磨技術や、極めて繊細なバネ加工といった例などの職人業の加工である。


荒木工場長

しかし、荒木社長は、そうした個人の技術に依存することはしない方針だ。それに傾注する労力があるなら、むしろオペレーティングの標準化に注ぎたいと考えているようだ。

その理由は、労務管理における適性化と偏りのない安定した加工品質をつくり出すことにある。

そうした観点を交えて考察し、シティプラスチックにおける生産陣容は適性数を維持されているようである。

工場内で実際に現場に立っている荒木工場長に、機械への習熟を含めた人材育成について訊ねた。新規導入の設備は、まず荒木工場長自身が実際に操作してみて、それをフロア責任者となる主任が受け継ぐ、主任はさらに持ち場毎に担当するリーダーへ渡し、リーダーはグループ内の何人かのオペレーターに標準化する形で設備機械の操作指導や加工手順など日常的な仕事配分を示すのだという。

また、色々なメーカーの多種多様な機械が入っていることから、オペレーティングソフトについても訊ねると、まず標準として覚えやすいOSPを最初に使う、それから他のソフトを順次使えるようにしていくのだそうである。

もちろん、その間に必要と有れば荒木工場長が直接サポートする場合もある。取組体制は、比較的フラットで分かりやすい組織運営である。また、それぞれの立場関係を分かりやすくするために、作業帽が色分けされているという点にも特徴がある。


オペレーターへの作業標準化