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ユーザー訪問:No.3 デイコ インク(DACO Inc.)社

No.3 デイコ インク(DACO Inc.)社

海外ユーザ訪問

2.生れたアイデアをチームワークで育てる

フライホイールの大口長期契約を目指して1時間あたりの製造数を増やそうと、1997年1月、リンドグレーン氏は複数の工作機械供給業者に打診しました。

「送り速度や回転数について、最終的な目標値と既存データを各社に提示しました。こちらとしては、目標値を達成するためにはどれだけのデータが必要か、心づもりはしていたのですが、提示資料をもとに、こちらの予想を上回る回答をしてきたのはオークマの代理店だけでした。オークマの代理店のコンセプトは、これまでに見たこともない、非常に革新的なプロセスを使って生産高を上げるというものでした。これに対し、他の業者は、これまでさまざまな鋳物を扱った経験のある我が社にはとても認められないような前提から出発したプロセスを提示してきていました。」

当初、デイコ インク社は、一社への発注は考えておらず、複数の業者にターニングセンター、マシニングセンターの見積もりを出させていました。オークマの代理店が評価されたのは、このターニングセンターについてでした。けれどもデイコ インク社のプロセス全体のトータルな成功を願って、オークマ代理店のチームは、旋盤と同様のロボットでワークを供給するマシニングセンターを提案しました。

「ライバル各社の多くがフレキシブル生産システム(FMS)を基本に入札してきたのですが」とリンドグレーン氏、「部品ファミリーの種類がそれほど多い訳ではないので我が社にFMSは必要なかった。オークマ代理店のパッケージを選んだのは生産性と生産高の予測が可能で、プロセス管理が行き届いていたからです」。

5月。オークマ代理店との共同作業から生れたプロセスに自信を得たデイコ インク社は、顧客向けのプレゼンテーション準備に入っていました。

「キャタピラー社にトータルなパッケージを提示するには、有能なパートナーたちとネットワークを組み、一丸として努力する必要がありました。原料からはじまって、ツーリング、工作機械、サポートしてくれる代理店、さらには我が社自身の能力にいたるまで、とにかく、あらゆる観点から、世界的なレベルの製品を提供できる状態にあると証明する必要があったのです。」  キャタピラーの商品マネージャー向けに(デイコ インク社と業者が行った)共同プレゼンテーションは効を奏し、8月には、キャタピラー社から希望通りのゴーサインと協力の申し出が得られました。「これにはオークマの力が大きい。こちらが提示したプロセスをキャタピラー側が信頼してくれたのもオークマのおかげです」リンドグレーン氏はそう語ります。

オークマ・アメリカ管理情報システム(Okuma America Supervisory Information System:OASIS)のテストに同意したデイコ インク社のブルース・リンドグレーン副社長。上の写真で彼が見せているのが同システム。このシステムを使って、デイコ インク社の自動化セルにある6台のオークマの旋盤LU-45と6台の横型マシニングセンターMX-50HBのリアルタイム管理情報モニターが可能。