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ADMAC-Parts:新機能紹介

ADMAC-Parts V2.18 2015年3月リリース 新機能紹介

1.Turning/Milling共通

1)製図機能

マウスのホイールボタン(中ボタン)を押しながらマウスを動かすことで、図形ウィンドウのパン操作(上下左右の移動)が可能になりました。

2.Turning

1)加工機能

①任意形状ミゾ 複数パターンの指定

これまで複数の任意形状の溝加工を行う場合は、溝の個数分の入力設定が必要でした。

V2.18においては、「ミゾ数」「シフト量」を指定するだけで、任意形状の溝加工の繰り返しが容易にできるようになりました。

②加工単位毎の主軸最高回転速度の指定

旋削加工の加工単位ごとに、主軸最高回転速度を指定できるようになりました。
工具データ設定画面から付加情報を開き、最高回転速度を指定します

③NC工具データの自動決定対応

これまでのCAD入力機能(OSP-P300S、OSP-P300L)においては、登録した工具データの“取り込み”操作が別途必要でしたが、V2.18より取り込み操作を行うことなく、登録した工具データを直接参照して自動決定を行うことが可能になりました。


3.Milling

1)加工機能

①一軸多面(A軸、B軸) 円筒巻き付け加工

平面上に定義したCADカッタパス加工、および、輪郭面取り加工を、円筒外周へ巻き付ける事ができるようになりました。


CADカッタパスを使った溝状の加工

CADカッタパスを使った文字“ABC”の加工

②輪郭/輪郭面取り加工の複数形状

これまで複数の輪郭加工または輪郭面取り加工を行う場合は、輪郭の個数分(または輪郭面取りの個数分)の入力設定が必要でした。

V2.18においては、1回の加工設定だけで複数の輪郭(または輪郭面取り)加工を行うことが可能になりました。

また各々の加工形状の形が異なる場合でも、1回の加工設定だけで複数の輪郭(または輪郭面取り)加工を行います(切削幅や切込量など加工条件は全て同一です)。

③2.5次元加工の機能強化 ~錐/かまぼこ形状の加工~

等高線加工による2.5次元加工において、錐形状やかまぼこ形状などの加工ができるようになりました。

加工形状の一部が途中で無くなってしまう場合でも加工を継続。
(従来はエラーになっていた)

④ポケット渦巻き加工の機能強化 ~切削幅が大きいときの削り残し除去~

ポケット加工の渦巻き軌跡において、切削幅が工具半径を超えると削り残しが発生しますが、削り残しのない軌跡を生成可能とするように機能改良しました。

ADMAC-Parts eサポート契約のサービス特典

ADMAC-Parts eサポート契約をされているお客様には、ADMAC-Partsに対する年1回のバージョンアップを提供させていただいております。
サポートを再開される場合には、最寄りの支店・営業所、あるいは下記までご連絡をお願います。

オークマ株式会社 メリットドットコムセンター
電話番号 : 0587-95-0905
E-mail :admac @ okuma.co.jp
※ @は半角に置き換え、前後のスペースを削除して下さい。