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ADMAC-Parts:新機能紹介

ADMAC-Parts V2.22  2019年3月リリース 新機能紹介

1.Turning/Milling共通

1)全般

①マウスカーソルのサイズ変更

図形ウィンドウに表示されるマウスカーソルの大きさが変更できるようになりました。
さらに外枠の表示も可能となりました。

②図形ウィンドウの座標軸表示

図形ウィンドウに、座標軸を表示させることができるようになりました。

2.Turning

1)加工機能

①中凹形状部品の旋削における下り段形状の自動生成

中凹形状部品の旋削加工において、工具の進行方向に対して下がる荒引き下り段加工で、指定の工具で加工ができるかを干渉チェックし、干渉が生じる場合は形状の自動変更を行います。

従来は、工具の干渉を検証しながら加工形状の作図が必要でした。当機能は、工具が干渉しないように切れ刃角とチップ形状角度を考慮して、仕上げ形状から下り段形状を自動生成します。

3.Milling

1)加工機能

①CADカッターパス加工の機能改良

(1) 適用工具の拡充

従来、CADカッターパスはフラットエンドミルしか適用できませんでしたが、V2.22.0よりフラットエンドミルの他、

ラジアスエンドミル(R付フラットエンドミル)/ボールエンドミル/フライス/サイドカッタ
面取カッタ/ドリル/スポットドリル (※)

の工具が適用できるようになりました。


CADカッターパスにおける面取りカッタ/ドリル/スポットドリルの各工具は、面取り動作を行うために使用します。

(2) 自動決定

従来、CADカッターパスは加工単位を手動で追加する必要がありましたが、V2.22.0より加工の自動決定モードで加工単位が生成されるようになりました。

(3) 複数形状設定

一つのCADカッターパス加工部位で、従来加工形状は6個までしか定義ができませんでしたが、最大100個まで定義出来るようになりました。また加工順序の変更も可能です。

② 穴位置データのテキスト入出力

穴加工の穴位置データをテキストファイルとして出力できるようになりました。
これにより、別のNCプログラムで穴位置だけサブプログラムとして使用したい時などにおいて速やかなプログラム作成が行えます。

またテキストファイルとして出力した穴位置データは、他部品のCAD図面(ADMAC-Partsのプロジェクトファイル)に取り込むことができます。
これにより作図の手間をかけることなく、既存の穴位置データを流用することで速やかなプログラム作成が可能となります。

ADMAC-Parts eサポート契約のサービス特典

ADMAC-Parts eサポート契約をされているお客様には、ADMAC-Partsに対する年1回のバージョンアップを提供させていただいております。
サポートを再開される場合には、最寄りの支店・営業所、あるいは下記までご連絡をお願いします。

オークマ株式会社 メリットドットコムセンター
電話番号 : 0587-95-0905
E-mail :admac @ okuma.co.jp
※ @は半角に置き換え、前後のスペースを削除して下さい。